歌舞伎町ホストが教える、【女性を口説くときの「さしすせそ」の法則



タバコが苦手な女性のために、アイコスを愛用する豚角煮さん
日刊SPA!

 女の子が合コンや飲み会で使う「恋愛のさしすせそ」をご存知だろうか。男性を喜ばせるためのフレーズの頭文字を取ったもので、一般的には、

「さ=さすがですね」
「し=知らなかったぁ!」
「す=すごーい」
「せ=センスある」
「そ=そうなんだ!」


 と言われている。とりあえず、男性は褒めておけばOK! なんて考えが透けて見えなくもないが……実際にモテ女子たちは、これらの言葉を上手に使いこなしている気がする。

 とはいえ、これを女性相手にも応用できればいいのだが、単純に褒めただけで女心を掴むのはなかなか難しいもの。そこで、“恋をさせるプロ”であるホストに、男性が使える「恋愛のさしすせそ」を提案してもらった。

 客観的なジャッジとして、女性記者である私に響いたものを厳選してお届けする。

◆恋愛のプロ・ホストが教える「さしすせそ」の法則

 今回取材したのは、元読者モデルで、現在は歌舞伎町のホストクラブ『eight』に勤務する豚角煮優さん。

 ぶ、豚角煮…!? と驚くのは当然。だが、じつはあえてダサい源氏名にすることで、相手に強い印象を残す作戦なのだそう。さて、そんな豚角煮さんが教える男版「恋愛のさしすせそ」はコチラ!

◆さ=「寂しくなっちゃった。さっきまで一緒にいたのにね」

「このセリフは、飲み会や合コンで解散した直後に電話で伝えます。LINEだと、相手のタイミングで返信がくるから、なかなか流れをつくりにくい。でも電話なら自分の流れに相手を巻き込むことができるため、LINEでやりとりするよりも効果的なんです」

 だが、今どきの女性は電話が苦手という人も少なくない。そんなときは、LINEのボイスメッセージ機能で伝えるという手もあるそうだ。それならば、お互いにとって無理のない距離感から接することができる。

◆し=「心配だからついていくよ」

「合コンの終盤、女の子がトイレで席を立ったときに言うセリフ。『心配だから』という気遣いの言葉にキュンとくるんじゃないかな。二人きりになれるメリットもあります」

 気にかけてもらうのはうれしいが、いきなり二人きりになるのは少々強引な気も。女性目線で補足を加えるなら、ツーショットを狙う前に、飲み会中に一回は絡んでおくのがベターかも。

◆す=「好きになってもいい?」

「ストレートに『好き』『好きになりそう』と言うのは、ウソっぽく聞こえるため逆効果。『好きになってもいい?』くらいの低姿勢なら、すんなりと受け入れてもらいやすいんです」

 豚角煮さんいわく、興味のない相手から言われたとしても意識はしてしまうはず、とのこと。たしかに、女性である私から見ても、このセリフなら誰に言われても嫌な気はしない。

◆せ=「せっかくだから」

「“せ”は『セックスしよう』とか言いたいところではあると思いますが(笑)、さすがにそれは先走りすぎ。『せっかくだから』ですね。もし、気になる女の子と合コンであまり話せなかったとしても『せっかくだから』を使えば、一気に距離は縮まると思います」

 たとえば、どのように使えばいいのだろう。

「『せっかくだから、LINEの交換しよう』や『せっかくだから、もう一軒行こう』ならば、違和感なくだれでも使えるのではないでしょうか」

◆そ=「そんなことないよ」「そう思う」「そうだね」

共感や相づちのフレーズで、“そ”は様々なパターンがあります。共感は、初対面の女の子と仲良くなるためのファーストステップ。共通の趣味や話題も見つけやすくなるから、心を開いてもらいやすいんです」

 聞き上手な男がモテるのは、世の常。ただし適当に返していると、媚を売っているようで相手の心には響かない。会話をしている女性が心地よくなるリズムを心がけよう。

◆少しクサいぐらいが女性には響きやすい

 今回提案してもらったなかには、少女漫画のワンシーンに出てくるようなちょっとクサいセリフもあるが、これぐらいロマンチックなほうが女性には響きやすい。「恋愛のさしすせそ」がわかったら、あとは自分なりにアレンジして実践するのみ。世の中のおじさま、がんばって!

【三崎りの】
レースクイーンをする傍ら、フリーライターとしても活動。「R25」「ietty magazine」「conses」などで執筆中。ミス東スポ2017ファイナリスト。Twitter→@neneeeeee_cha

<取材・文/三崎りの>



(出典 news.nicovideo.jp)